和井 恵さんのメッセージ(#14489)への返事 > 後世の「部派仏教」の愚僧たちが、机上の空論を練り上げて、 > 「何とかアソウギ十万カルパ」の修行が必要だなんて決めつけたりしたから、 > 変な「誇大妄想的なイメージ」が憑いてしまったんですよ。 こう言ってはなんですが、 「三劫成仏」とか「4アサンキャ10万カルパ」とかって言われたら、 もういいや!って気分になりますからね。 絶対に1日1円しか貯金できないことがわかっているのに、 1兆円の貯蓄を目指すバカはいません。 > 「弟子達の告白」という教典に、沢山出てきますよね。 > 多くの弟子達の、喜びに満ちた「確信」を宣言する言葉が… まあ、借金の取立てから解放された人の安堵感とある種似ていて、 しかもさらに大きいものなのでしょう。 人間に限らず、どんな生命体でも、 一番嫌なことは「苦しむこと」なわけで、 それがもう絶対に起こらない、というのだから並大抵の喜びではないでしょう。 もし「絶対幸福」というものがあるとしたら、それのことだと思います。 > そういう、シンプルで明確な思考が出来るようになれば、 > 「慧解脱」に至るのも、そう難しくはないと思いますよ。 > 今までは、余計な観念(妄想)が多すぎたよね。 あはは、というかね、 例えば何かの苦しみについて、 「この苦しみはどこからきた何に起因するもので、 今後二の徹を踏まないためには何に気をつけたらよいのか」 ということを「内側を見つめる」と称してやっていたと思うんですな。 オウムの「悪いデータを入れるな」なんてこれの親玉みたいなもんでしょう。 一番マシな考え方としても、 「何で防御すれば良いだろうか」というもので、 自己の本来を離れた、何か別の甲冑を身に着けることで防御しようとしていたと。 だけど自己本来の、最も強くて完全なシステムに心の有り様を戻してしまえば、 苦も楽も起きなくなる・・・のではあるが、 一度苦を経験した人にとっては、明らかに「楽」と感じられる状態になる。 ってとこですかな。 私なりの四諦を言い表せば、 苦:お宅のシステムでは何を経験しても結局苦しみに落ち着きまっせ! 集:ほら、早速苦しみを感じてはりまっしゃろ? 滅:システムを変えれば何がきても苦しみではなくなりまっせ! 道:システムを変えるマニュアルがおますけど、お求めになりません? てな・・・なぜかセールスになっとる。ww 悪質リフォーム業者みたいで、ちょっとイヤですが・・。ww(遊んでる場合か!) つまり、いくら内側を見つめる見つめると言っていても、 苦しみの内容そのものをいくら分析しても、 対処療法でしかなさそうであることは、 たとえオウムの論法を使っても明白。(アレルギーなどの説明はそうでしたね) 従って対処療法はあくまでも外因に対する対策であり、 なるべく早く、内因、即ち「心のシステム」を変革しなければ、 別の何かが来た時にはまた同じこと・・・どころか、 下手に内観した、というプライドだけはついている分、 余計にタチの悪いことに・・・となりそうです。www そのためにも和井恵さんの「実験」には期待しています。 |