神風代理人さんのメッセージ(#27605)への返事 > 一休和尚と高野山で待ち合わせした折、御参りをして、 > 一休和尚さん、大鳥居をくぐり、そこで向きを変えて合掌して、頭を垂れた。 あ、あれはね、奥の院とか伽藍の参拝方法なのです。 在家の方もやっていただいて損はないけれど、 主には僧分に課せられている方法で、 大学が出している「両壇拝堂次第」という次第書に掲載されています。 基本的に奥の院参拝は、一の橋から入って一の橋から出ます。 あの時は中の橋の駐車場へ出ましたからこれは少し変則でしたけど、 まず一の橋から入る時に中礼(ちゅうらい)三度、 御廟橋を渡る前に中礼三度、 御廟の参拝を終わって再び御廟橋を渡り、振り返って中礼三度、 一の橋から出たら振り返って中礼三度、 ということが決められています。 中礼というのは、道場内では金剛合掌して膝を2度屈し、3度目は五体投地、 往来においては金剛合掌して膝を3度屈するという礼拝方法です。 その心は、 誰か知人の家に招かれて、遊びに行ったと思えばいいのです。 入る時に挨拶し、帰る時にもまた挨拶するでしょう? 逆に「供養法」というのは、 自分の家に知人を招いてご馳走している、と思えばいいわけです。 迎えに行って連れて来て、足を洗ってあげ、 お茶を出し、食事をさせ、また送って行く、というプロセスですね。 四国の地でも、是非実践なさって下さいね。 |