![]() 聖者ぼんちリンポチェさんのメッセージ(#29469)への返事 > > A対立する二つのものが存在しない > > 「空」を説くために用いられたのがこの言葉です。 この説明は、間違いです。 対立する二つのものがあるからこそ、縁起の理(相対・相依の法則)が説けるのです。 善と悪、長と短、前と後、浄と不浄、無常と不変(恒常)… これらは全て、お互いを支え合って存在しています。 ですから、一方を滅すれば、他方も必ず消滅してしまうのです(相の消滅、無相となる)。 存在「する(有)」とか「しない(無)」の問題ではないのです。 「対立する二つのもの」という曖昧な表現をするから誤謬が生じてしまうのです。 「有る(常見)」と「無い(断見)」という二つの偏った見解、と表現すべきですよね。 縁起という「流れ(変化)」を観ずに、瞬間的な(断片的な)捉え方をしてしまう。 |