![]() 아벨(Abel)さんのメッセージ(#22255)への返事 > > つまりこれらは「苦を生起させる因・対象」の、 > > 増減によって語られた「意識状態の種類」なのです。 > > (しかしこれらは、あくまでも一時的な増減であって、滅には至りません) > > 色界も無色界も、これを「五蘊」と対応してみると、 > > 「受(の中の意)」と「想(想起されるモノ、意識世界)」に当たるのです。 > > ですから、「無所有処」も「非想非非想」も、 > > 「自我を構成する五つの集まり」の中の一つ、「想」の範疇に入るのです。 > > (ちなみに、過去世の記憶も、この想の領域に属します) > > ある程度はわかるような気が、、、、、 釈迦の説いた教えを、真我に至る(ニルヴァーナに至る)ための教えだとするならば、 「五蘊無我(非我)」とは、真我以外のモノを排除(離脱)することを示した教えです。 そして、色界も無色界も、前世の記憶も、離脱すべき五蘊の範疇に含まれます。 ですから、それらを「我がモノ」と観ることは、解脱の障害にしかならないのです。 |