和井 恵さんのメッセージ(#28513)への返事 > いいえ、善因楽果・悪因苦果は、もともと異熟因・異熟果と呼ばれる関係で、 > 因と果の間に「時を必要とする関係」なのです。 > つまり主に、現世(因)と来世(果)の関係を示していたものです。 > 釈迦の説法でも、そのような形で説かれているはずです。 お釈迦様の説法ではそうなのかもしれませんが、天理教祖様のご神言には、「すぐと受け 取るすぐと返す」というお言葉もありますから、某殺人カルト式に言うならば、サットヴァ ですぐに現象化する場合もあれば、タマスで持ち越しのいんねん(天理教式)となって今生 では果が現象化しないということも十分にあり得ることかと。 > 何かをすれば、すぐに果報が現れる、という「現世利益」などは、 > 仏教で説いていた「カルマの法則」などよりも、 > 最近流行の「シークレット(引き寄せの法則)」で理解した方が適切かと思います。 > > 強い思い込み、確信が「結果」を引き寄せる。 > 「信念の魔術」、「思いは実現する」、等々の本などが説いていますよね。 ナポレオンヒルだのアンソニーロビンズだのに代表されるNLPは理屈でも納得できる部分 が多いと思いますし、確かにご指摘の通り現世利益を説く宗教とほとんど重なるのではない でしょうか。NLPも宗教も法外な金とるという意味でも同類ビジネスかもw ていうか、現実問題として、現在の日本の宗教って、儀式・形骸化してる既成宗教を別に すると、一応力のある新宗教系は現実問題として現世利益しか説いていないと言えるのでは? 天理教の場合、本部の綺麗ごとの正統教義では世界たすけが目的ですが、現実の布教現場 では、いくらお供えしたら癌が治った、式の話だらけ。 先日スピリチュアルケア関係の会合を覗いてきた某知人も、スピリチュアルケアにおける 宗教の役割を考えたとき、日本の宗教は現世利益だけなので真摯に死と向き合う場で全然 役割を果たしていないと指摘。 > それがその人にとって、本当にプラスなのかどうかは、また別の話ですけど。 病気が治った(和井さんご指摘の通り心理学的な力で治ることは十二分にあることですから) ということならハッピ〜なんでしょ。 死んだ場合でも、沢山金出してるから、気持ちの 合理化か何か知りませんが、周囲の心が一つになって残されたものが助かった式。まあウソ ではないでしょうし、それはそれで家族も教会もWIN-WIN。誰かさんみたいに愚痴だらけで エネルギーロスを続けるよりはましかも。 > >冷静な判断を超えた、犯罪・狂気と紙一重のところにこそ > >宗教の面白さがあるってことは > そのほとんどが、人智を超えてもおらず、 > 単なる「魔境」に陥っているだけでしょう。 > 「聖なる狂気」などというものは、そのほとんどが勘違いや錯覚です。 > 社会に害を及ぼさなければ「面白い」で済むのかも知れませんけどね… 仰る通りだと思います。宗教評論家の暇潰しの対象としては「面白い」のがよいわけにて、 人がたまには死んでくれるくらいでないと、統一教会や創価学会みたいに上手に立ち回られ たのでは突っ込みどころ茶化しどころも無くって面白くないです。 西村さんもきっと同じように思っておられるのではないでしょうかwww |