あたくしも、常用しておりましたので、念のためご注意ください。 ■食品安全委 安全性の結論急ぐ 09月25日 19時16分 大手日用品メーカーの「花王」が製造・販売している食用油などから、分解すると 発がん性物質を生成する疑いがある成分が検出され、これらの商品の出荷を停止 している問題で、国の食品安全委員会は、安全性についてできるだけ早く結論を 出す考えを示しました。 この問題は、「花王」が製造・販売している食用油などから、分解すると発がん性 物質を生成する疑いがある「グリシドール脂肪酸エステル」という物質が検出された もので、「花王」は「エコナクッキングオイル」など12種類の商品について、自主的に 出荷を一時停止しています。この問題について消費者団体が説明会を開き、「花王」や 国の食品安全委員会、厚生労働省それに消費者庁など行政の担当者が出席しました。 このなかで「エコナ」の安全性について審議を続けている食品安全委員会は、「人の体の 中で発がん性物質を生成するのか、現在、追加の試験を行うよう厚生労働省に指示 している。消費者は大変心配していると思うので、できるだけ早く評価を進めたい」と述べ、 食品としての安全性について早いうちに結論を出す考えを示しました。一方、花王は 「エコナ」の安全性に問題はなく、食べても大丈夫だが、消費者に安心してもらうために 出荷を一時停止したとしていて、説明会では「国際的に認められている動物実験で、 『エコナ』を食べさせてがんにならなかったことから安全性は確認している」と述べました。 これに対して、参加した消費者からは「危険性があるという指摘があるのに、なぜ今も 安全だと言えるのか」などといった意見が出されました。また、参加者からは消費者庁に 対して、被害を未然に防ぐため早急にこの問題に対処してほしいという要望が相次ぎ ましたが、消費者庁の担当者は「食品安全委員会の結論を待って適切に対応したい」と 述べるにとどまりました。「グリシドール脂肪酸エステル」を含む食品をめぐっては、 分解して発がん性物質が生成される可能性があるとして、ヨーロッパで問題になっています。 また、国内では、花王以外の会社も「エコナ」を使った商品の出荷を停止しています。 http://www3.nhk.or.jp/news/t10015707471000.html |