櫻京さんのメッセージ(#25295)への返事 > 僕は、ある元の方から伺ったところによりますと、 > クンダリニーヨーガ的な、サマーディへの入り方の一例として、 > > 全身を包むエネルギーの柱が、どんどんと広がっていき、 > ついには内側と外側の二元性を越えて全てとつながって、 > サマーディに至る。 > > というものがありました。 はい。 それ、妄想です。 クンダリニヨーガはシャクティ(クンダリニー)がサハスララのシヴァと合一(二元が一元になる)する時がサマディです。 外側と内側というのは人間の持つ誤解・幻想で本来は外側も内側もありません。 だって人間(生命全て)の基本構造は『筒』だから。 肉体的には口から肛門までの筒。 食物を摂取して排泄するまでの筒。 霊的にはアジナーからムーラダーラまでの筒。 プラーナを摂取して排出する筒。 なので実は最初から内側も外側も無い。 それに、外側に向かってエネルギーが大きくなる限り『それは無限大に広がっていく。だって外側って無限大だから』 > ムドラーのような行法を為した後に、自分の身体内におけるナーディとは別の箇所で、 > エネルギーが上昇する現象があると思うのですが、 > 最終段階では、その「エネルギーの柱」と「外界」の区別がなくなるそうです。 外側と内側という無知を無くす方が先です。 何の為に調気法をやるのか分かって無いからこんな誤解・妄想をするんです。 調気法には一般的な意味と効果の他の『外側と内側って実は存在しない。全ては一体。隔たりは幻』って気づく為にやるんですよ。 > 小周天や大周天といった行法や体験は、エネルギー的に初期の段階だと思います。 いえいえ。 こういうものは基本が奥義。 小周天だけでかなりのとこまでいけますよ。 |