2009年02月09日 心の状態と波動 http://blog.livedoor.jp/shiun_mikoto/archives/703768.html <前略> ●中間派 2007年の5月、わたしは中間派に属するある高弟の方に会い、 色々話をしていただきました。 中間派というのは、教団の分裂騒動の際に登場した一派です。 分裂騒動のときは、上裕さんを中心とするグループと、 尊師を中心とするグループに分かれましたが、 その中間的なグループもできつつあったのです。 上裕さんのグループの脱会と並行して、サマナの間では中間派との対立も表面化してきたようでした。 いつものことながら、信徒にはなんの説明もないため、 わたしはどうしても中間派の人の話を聞いてみたいと思い、 人を介してなんとか実現までこぎつけたのです。 その方は、このような状況でもなければ、 わたしのような一介の信徒など話してもらえるような方ではなかったので、とても嬉しく思いました。 話の内容は、仏教の歴史などが中心でとても興味深くおもしろいものでした。 また、教団の状況なども説明してくれましたが、決して否定的な言い方ではなく、事実を淡々と語ってくれました。 長い時間話をしていただいたことに心を込めてお礼を言うと、 感謝の気持ちいっぱいで、わたしは家路に着きました。 ●脱会 しかし、その夜から、わたしの心に変化が現れ始めたのです。 修行をやっていると、急に教団や道場、サマナに対する嫌悪や怒り、 疑念がフツフツとわきだしてきたのです。 そのイライラ状態はいくら修行しても消えることなくずっと続きました。 そして数日後、道場の師と見解の相違から激しくぶつかったのです。 (こんな教団、いる価値がない!)と思ったわたしは言ったのです。 「脱会します!」 と。 わたしは自分の脱会は絶対に間違っていないと思いました。 自分たちのことしか考えず、人の意見に耳を傾けることができないようなところにいても仕方がないと。 これからはもう道場なんかに行く必要もないし、 自分の好きなことだけに専念できると思うと、少し清々した気分もしました。 しかし、数日経ってわたしはちょっと不安になってきたのです。 (ホントにこれでよかったのだろうか・・・)と。 いろいろ考えてみました。 でも、考えれば考えるほど、さまざまな感情が入り乱れ、 何をどう考えていいのかわからなくなってしまい、 とうとうわたしは尊師に聞いてみることにしました。 座法を組み、尊師に意識を向けると、問いかけました。 (尊師、わたし、どうしたらいいのですか) そしてしばらくすると尊師から返事がきたのです。ひと言、 (中間派の影響)と。 <後略> |