아벨(Abel)さんのメッセージ(#19359)への返事 > 一休さんっていうと禅宗でしたっけ。昔何かの大河ドラマで壇ふみだったかの森侍者が印象 > 的でしたが、肉体関係はあったのだろうか?? とか ええ、臨済宗・・・まあ今で言えば大徳寺派の坊さんってことになるかな。 森侍者との肉体関係はあったようですね。 もっとも、高野山にやってきて、やり込められた、という話もありますから、 なかなかおもろいおっさんなんでしょう。 > オウムの場合には、曲がりなりにも宇宙観から始まって、 > 解脱悟りに至るプロセスを一応理解できるように説いてくれてたから、麻原さんの説明で > 漸く仏教というものの全体を一応見渡すことができた感じ。 人によっては、それをもってオウムを仏教でない、 ということもあるんではないかと思いますね。 宇宙観のような釈迦がわざと説かなかったことを、とね。 それと、そういう「体系的」ってのはオウムの魅力でもあるんですけど、 伝統仏教という色眼鏡をかけてみた場合、 「マニュアル的」とも感じられる要素があるんです。 まあ絵に描いた餅で終わらせまいという気概は買うんですが、 実践の仕方がカルト宗教丸出しの方法でしょ。 もったいつけてるわけでもないだろうけど、 伝統仏教のあり方の一つとして、 「全体像を把握させない」というのがあるのかもしれませんね。 正直、オウムにいると「余計な知識」もつきますし。 また、人間というのは知識がつきすぎると傲慢にも陥りますし。 > 映画の中で子供が死んだ話でお釈迦様とキサーゴータミーだったかの話の焼き直しみたいな > のが出てきたけど、道元さんお釈迦様のパクリ?? その話、どうなんでしょうね。 道元禅師様の生涯というのは、起伏にはとんでいないんですよ。 だからまず、「よく映画になんかしたな」というのが正直なところで、 ひょっとすると、脚本家がパクッたという可能性は大でしょう。 > 大悟のシーンはまあ一応面白かったが、魔との格闘みたいな部分は全然なかったし、オウム > の成就体験談の類に比べても面白くなかったと。寝なかったのが不思議なくらい。 昨年亡くなられた永平寺の宮崎禅師様がこう言われたそうですね。 悟りというのは、平気でただ生きていられる、ということや、とね。 これではあべるさん的な視点から見たって面白かろうはずがありません。(笑) 私は火曜日あたりになんばに見に行こうかと考えてます。 |