聖者ぼんちリンポチェさんのメッセージ(#18923)への返事 > そう、不動明王真言に出てくる「せんだ」の女性形。 > 意味としては「暴悪なる女性」ということになります。 > ちょうど江戸時代の被差別民に該当する階級に属する人名で、 > これはマータンギーも同じです。 あ、そうだったんですかぁ。某宗派で「せんだら」とかいう差別語が問題になったことが あった記憶がありますが、そういうことだったのですね。言ってみると●夕●人みたいな 感じなんですな。せんだんまぁかろしゃあだや、の部分と同じかぁ。なるほど。 > 熱のヨーガからくるツァンダリーも同じです。 > つまりはクンダリニーのことですけど、そのエネルギーは強烈で、 > コントロールの難しい、まさに「暴悪なる者」。 > それがクンダリニーは女性原理に属するので女性形で言い表されるのです。 コントロールの難しい暴悪なる女性www いやぁ、実に実に身に染みてよくわかりますwww 今までバラバラの知識だった、せんだら、ツァンダリー(チャンダリー)、クンダリニー っていう表現が統合されて非常によく理解できました。非常にわかりやすいご説明を有難う ございました。 流石にホンモノのお坊さんだけのことありますなぁ。尊敬&感謝。 > 一般に、例えば不空成就如来のマントラですけど、 > オーム アモーガシッディ アーハ が、日本に来ると > オン アボキャシッデイ アク になります。 > 同じく、四摂真言という、 > 「(衆生を)鉤に引っ掛け、索で引き寄せ、鎖で縛り、鈴で喜ばせる」という意味の > ジャーハ フーム ヴァーム ホーホ についても、 > ジャク ウン バン コク になりますから、 > 基本的にhというのは日本ではkに変わる規則性があるようですね。 > おそらくは、当時の中国語に音写したまではよかったものの、 > その漢字を日本式に発音した結果、kに変わったんでしょうね。 > サンスクリットのhの発音、特に語の最後に来る場合、 > その直前の母音を軽く添えるらしいんですけど、 > イメージとしてはドイツ語の「ch」に近いかと。 確かに「ch」の発音は、当該発音を有しない我々が聞くと「k」に限りなく近いわけです から、非常によく理解できました。 いやぁ、この掲示板は冗談だけでなくって、勉強にもなる掲示板ですね〜 www |