ガイドブックの写真撮影でバリ島を訪れたある日の出来事。 ヤツガレは仕事を終えて、ホテルで休んでいると、 爆発音がしたと同時に、窓ガラスにひびが入り、 カメラ片手にホテルを飛び出したら 左前方のクタ最大の歓楽街炎上、白黒270枚一気に撮影、 カラー五本を撮影、あまりの悲惨な光景に眼を覆いたくなったが、 黙々と撮り続けた 以来、毎年、バリ島クタを訪れ、街並みの移り変わりを撮影するのに2日割いているが、 いまだに理解出来ないのが、爆弾テロから3日目にはアメリカのFBIが現場検証をしていた。 現場検証の手元を撮影しだすと、ポリスからヤツガレが、職務質問 インターナショナル、フォトグラファー インターナショナル、ジャーナリストの身分証明書を提示すると ポリスくん、最敬礼 以来、ポリスワヤンに煙草お土産に持って行っています。 爆弾テロの犠牲者とその遺族の計り知れない悲しみ その裏に、劇的写真を物にして、写真一枚で千ドルを稼いだ馬鹿もいる。 アベルさん お土産はビールかな。 セイラさん お土産はコーヒーでよろしいでしょうか。 |