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漏れは好きだった男とは結婚できなかったけど 死ぬほど好きになって、もし一緒になれるなら、何もかも失ってもいいとか 若気の至りで思いましたが、一緒になれなくても、なにも残ってないんです また、愛するネコちゃんは２０年も（私のもの）でいてくれましたが もう、どこか届かぬところへ去っていってしまいました 今まで漏れのものでいてくれましたが、去っていってしまいました 親も死ぬでしょう 一体誰が、何が、（本当に自分のもの）になってくれるというんでしょうか 本当に自分を理解してくれる人、が現れたところで その人もまた、去るのです 人は一人なのです それが、上座部の教えだと思います サイの角のように、ただ一人歩めと 一人あることに（独居に）満足せよと 寂しいけれど、わかりやすい教えだな、と思っている 長々書きましたが、当然麻原の子供らも、このように人生結論づけて いただきたいものですね 教団が、漏れをこういう考えの人間にしたんですから 麻原はこういいました 経験してもしなくても、最後には捨てるんだから経験せんでもいいと メロン食ったことないから食ってみたいんですと しかし、最後に悟るときには捨てるんだと じゃ、食わなくていいと 弟子にそういってました ガキドモもなんにも経験せんでええから、修行だけしておけ このメロンというのは、女とか、いろんな対象に置き換えられますね メロン食ってみたことないから食いたいんだ、食わせろと しかし、食ったら囚われてしまって、落ちるかもしれないと 麻原は口先は大層立派でした 自分だけメロンとか女バリバリ食っているとは、こんな説教をいつも聴いていた 漏れらには想像もつかないことでした |