![]() http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn/20080923/20080923-00000071-fnn-int.html#start 北朝鮮・金正日総書記の義理の弟が権力掌握 正男氏が後継者に就く可能性が高まる 金正日総書記が脳出血で倒れたあと、北朝鮮では、義理の弟の張成沢(チャン・ソンテク)氏が総書記を代行する形で権力を掌握したことがわかった。これにより、張氏を後見人とする長男の正男氏が、金総書記の後継者に就く可能性が高まったとの見方が強まっている。 朝鮮半島関係筋によると、金総書記の容体が悪化したあと、権力闘争の末、張氏が金総書記を代行する形で政権を掌握し、軍の有力幹部らも、これを了承したことから、北朝鮮内部は安定を保っているという。 自らの健康が悪化した場合、張氏が代行になることは金総書記も承認し、事前に具体的な指示も下されていたという。 金総書記は、8月14日に脳出血で倒れたあとも意識があり、手を上げ下げすることなどは可能なものの、言葉は自由に話せず、職務復帰のめどは立っていないとみられている。 張成沢氏は、金総書記の妹・金敬姫(キム・ギョンヒ)氏の夫で、労働党の組織指導部副部長として、金総書記に次ぐNo.2と目されてきた。 しかし、2004年に一度失脚、その後、再び中央に復帰していた。 張氏は、金総書記の長男・正男氏の後見役でもあることから、張氏が一定期間、金総書記を代行したあと、正男氏に権力を引き継ぐ可能性が高まったとの見方も強まっている。 [23日11時57分更新] |