YASUさんのメッセージ(#10298)への返事 > 3、伝法灌頂(でんぼうかんじょう)、正しくは金胎両部伝法灌頂といい、阿闍梨(あじゃり)という指導者の位を授ける灌頂。四度加行(しどけぎょう)という密教の修行を終えた人のみが受けられる。ここで密教の奥義が伝授され、弟子を持つことを許される。また仏典だけに捉われず、口伝や仏意などを以って弟子を指導することができ、またさらには正式に一宗一派を開くことが出来るともされる。阿闍梨灌頂、または受職灌頂ともいう。 > なんて書かれているので、 > 3番目ですか。 Wikiの記載は必ずしも信頼できないということみたいですが、そもそもダライラマ法王 サイドからは日本のシステムと西蔵のそれとは少し違うが、あのとき私や某輪っか師が 伝授されたのは日本でいう伝法灌頂であったと明記されています。 四つの段階というのは所作・行・瑜伽・無上瑜伽のタントラことですか? 我々が受けた のは瑜伽タントラのレベルのはず。セガさんは無上瑜伽の時輪タントライニをインドで 受けておられるはずです。 http://www.dalailama2006.jp/program/vairocana.html この瑜伽タントラには「金剛阿闍梨」の資格を与える「阿闍梨灌頂」があり、実質的には日本で言うところの「伝法灌頂」にあたるものですが、すべての人に授けてよいものであると『金剛頂経』に説かれています。ですので今回の灌頂はどなたでも密教に志し、ダライ・ラマ法王の直弟子となり、今後もダライ・ラマ法王を密教の師匠と仰ぐことのできる者ならば、受者の資格をみたしているということができます。 ただし、瑜伽タントラ以上の灌頂を受ける際に、ダライ・ラマ法王に私はこれこれの内容のことを毎日実践いたします、と正式な密教の師弟関係の密約を行わないといけないことになっています。そして毎日、短いお経を称える必要があります。この密約のことを「三昧耶」と呼びますが、この三昧耶を守ることは密教の実践の上で極めて大切なことですので、金剛界の灌頂を受けたいと思われる方は、この三昧耶を守り、正しく密教を実践したいという志のある方のみに限られることになります。ただしテキストについてはチベット語のテキストを読むのではなく、大蔵経や弘法大師の論書などの既日本にあるものを多少整理っ編纂して準備する予定です。 開壇日程:序会 7日(火)12:00-17:00 本会 8日(水)12:00-17:00 開壇道場:大本山大聖院 観音堂 〒739-0592 広島県廿日市市宮島町210 金剛阿闍梨:ダライ・ラマ14世法王テンジン・ギャンツォ猊下 密約事項(灌頂の受者が伝授の終了後実践しなければならない課題):有り (六座師瑜伽などの実践・伝授終了後テキストを配布します。) 通訳解説:平岡宏一・野村正次郎(文殊師利大乗仏教会) 序会の主な内容‥‥請願曼荼羅供養、三昧耶授戒、金剛発心、三密加持、歯木投下、箒草、金剛線授与、披甲、金剛宝冠印明、報謝曼荼羅供養など 本会の主な内容‥‥請願曼荼羅供養、退魔作法、四門礼拝、三昧耶宣布、四処加持、外壇供養、入壇瓶灌頂、法螺貝水、諸尊紹介、瓶灌頂、宝冠灌頂、帛布灌頂、金剛杵灌頂、金剛鈴灌頂、三律儀授戒、各種許可(金剛匙・鏡・鈴・弓矢・法輪・法螺貝・経帙・百字偈・金剛剣)、阿含伝授、秘密灌頂、金剛守護伝授、報謝曼荼羅供養など アーチャリア名は授かってなく、金剛名号は将来あなた方が成就したときにその名で呼ば れるべき名、っていうような説明でしたっけ? 通訳の方が最初正確に名を訳できなかった のが印象的でした。でもこれ見たらヴァジラヤーナのアーチャリアの資格、みたいなこと 書いてありますねえ。AST女神様萌えの者としてはヴァジラヤーナのワークに励んで尊帥 奪還テ口でもやらかしますかね!! 注:そんすいだっかんてくちという語に過剰反応無しで |