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| Message#44002 2011年4月5日(火)12時36分 From: キャンディ |
| 牛の神怒る |
| シーシェパードのポールワトソンが（日本に地震が起こったのは海の神の怒りだ）という詩を地震直後に書いたわけですが、こちらも牛を殺すと仏罰が出る、という詩をちっと長いですが紹介したいと思いますｗｗ ワトソンの詩 http://blogs.yahoo.co.jp/yoshimizushrine/60891716.html お釈迦様の詩 スッタニパータ 第二章 第七節 http://www.nurs.or.jp/~academy/butten/suttanipata27.htm 昔の仙人たちは、自己を慎む苦行者であった。彼らは、五妙欲を断じて、自己の理想を行った。婆羅門に、家畜もなく、黄金もなく、穀物もない。ヴェーダを穀物とし、ブラフマンを穀倉としていた。 彼らは、米と臥具と衣服とバターと油を乞い、法に従って集め、それによって、祭祀を整えた。祭祀を行なうときも、決して、牛を殺さなかった。薬を与えてくれる牛たちは、我らの最上の友である。食料となり、気力となり、光沢となり、利益となった。 婆羅門たちは、、自らの務めに従って、為すべきを為して、為さないべきを為さなかった。彼らが世の中に居たときは、世の人々は幸福だった。 しかるに、彼らの中に、誤った見解が生じた。王者の栄華と、女人の化粧を、見るに従がって、駿馬の御車、奢侈の縫物、豪華な邸宅を見ながら、世の人間の享楽を得たいと、熱望するようになった。麻原そのまんま笑 そこで、彼らは、ヴェーダの呪文を書き換え、甘蔗王の所に赴き、このように言ったのである。「あなたは、財宝も穀物も豊かである。あなたの財産は多い、祭祀を行いなさい。」 そこで、戦車兵の主である、王は、馬の祀り、人間の祀り、擲棒の祀り、ヴァージャペッヤの祀り、供養の祀り。これらを行い、婆羅門たちに財を与えた。牛、臥具、衣服、女人、御車、縫物、邸宅。これらの財を、婆羅門たちに与えたのである。 財を得た彼らは、次に、貯めようとした。彼らは、欲に溺れて、さらに、欲が膨れた。そこで、、 そこで、戦車兵の主である、王は、婆羅門たちに、強く勧められたため、何千頭という牛を、供儀の為に屠った。羊のように穏やかな牛は、脚でも角でも、して他を害することがなく、乳を与える。しかるに、王は、刃を以ってこれを屠らせた。 その刃が、牛に落ちた、そのとき、天人と祖霊と帝釈天と阿修羅と羅刹、彼らは「不法なことだ」と叫んだのだ。供儀のために、家畜を屠るようになる前、欲望と空腹と老化の三つの病しかなかった。しかし、諸々の家畜を屠るようになった後は、人は、九十八の病に罹るようになったのである。 牛を殺す祭祀を行う人は、理法に背いている。これを知る者は、汚らわしい風習を、唾棄する。 このように法が廃れたとき、隷民と平民が、互いに分裂し、諸々の王族も、互いに分裂した。また、妻が夫を蔑むようになった。王族も、婆羅門も、他のカーストも、与えられた使命を、果たさなくなって、ただ欲望に支配されるようになったのだ。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 苦行者が他人の財や快楽をうらやみ、堕落するにしたがって牛を殺すようになった、とこの経典にはあります。スッタニパータ自体は、明治以降に日本に紹介されたと聞きますから、日本人が読んでいた経典はまた別ですが、当然ながら牛は殺すものでない、とかんがえられていたわけです。。日本人が牛を殺して食べるようになったのは、西洋人と付き合いはじめたからであり、（牛を食べるのが当たり前）と思っている西洋人に（日本人は魚を食べる悪党だ）とののしられるのは耐えられません。。 |
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