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麻原の死刑が執行されましたか。 信者としては、奇跡は何も起こらなかったので、これで目が覚める人も出るだろう。 一方で修行で神秘体験をした人にとっては、経験をさせてもらったことに感謝はすれど、 本当にどうだったのか考えさせられるものはあると思う。 マスコミ、あるいは政権は、今後何らかの事件が起これば、残党が事件を起こしたと 言うつもりだろうが、残念ながらそれは出来ないと思う。 理由は簡単で、彼らはオウムの教義というものを理解できておらず、表面だけを なぞった、人殺しも辞さない集団という認識しかないからである。 また弟子たちが起こしたとされる一連のオウム事件においても、ヴァジラヤーナの 思想を実践した事件は、ただの一つも存在しなかった。 皮肉にもヴァジラヤーナの思想を実践したのは、村井さんを刺殺した奴だけ。 結局オウム事件の真相というものは裁判で明らかにされることはなかった。 理由は単純で、日本の司法は自白偏重の裁判なので、自白が証拠よりも重いという 鬼平の時代から何も変わっていない。 マスコミもマスコミで、今のモリカケ同様に魔女裁判のごとく、相手を疑ったら 最後まで疑い、相手が否定したら、疑惑は深まったと言う。最初から犯人扱いの 司法やマスコミなんぞ期待するほうがどうかしている。 某テレビ局でやった都市伝説のを見ていて笑ってしまったのだが、それは選ばれたとされる 彼らは、肉体を捨ててメモリーの中、つまり電脳空間で生き延びるんだそうだ。 唯物主義の彼らに、肉体を捨てるという発想があるのには驚く。でも唯物であるが故に 現世であるメモリーに残りたいと。 かつてオウムでも肉体は無常であり、いつかは死を迎えるものなので執着しても意味が ないと説いていた。そして輪廻していくと。その輪廻の輪から抜け出ることが「解脱」で あると。 彼らとはこの唯物論の対立が遠因だったのかね。 パドマサンヴァバの生涯という本があるのだが、この中にハエ男の章がある。 ある時パドマサンヴァバは王宮に招かれていたが、赤ん坊の王子の額にハエが止まって いたのを見て、手に持っていた杖でハエと王子の額を貫き、両方死なせてしまう。 どうしてそのようなことをしたのか問われると、ハエ男は、過去世において、陰謀で 自分を死に追いやった人物で、王子はその時の死刑執行人だったと。 中々面白い話ではある。オウムで言うところのカルマの法則無視だし。 でも別章でポアの場面はしっかりとあった。がしかし翻訳者は意味が分からないと書く 始末。 |