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元TD師が何故、地下鉄サリン事件を起こしたのか、教祖の内面を考察されている。 http://aumnuminous.blog.fc2.com/blog-entry-129.html ____________ すべての人に忌み嫌われ、憎まれ、蔑まれ、罵られ、最低、最悪の人間の烙印を押されることは、人びとの意識から拒絶され、追い出され、捨てられ、遠ざけられ、無意識の闇のなかへ沈むことに等しいといえるのではないでしょうか。「頭に油をぬられた者」「ほふられた子羊」としてのキリストは、このようにして世紀の変わり目に、私たちの内奥に転換点として埋め込まれようとするものだとしたら。 「シヴァ」はリンガ(男根)であり、世界を「創造する力」です。「頭に油をぬられた者」「ほふられた子羊」は、人びとの意識の内奥へと侵入するシヴァ・リンガのビンドゥ(種子)として埋められ、来たるべき新しい世界の創造のために犠牲となる。これが「頭に油をぬられた者」として聖別された「キリスト」という象徴の意味なのではないでしょうか。 ほふられた子羊は、この世界にシヴァ大神の「最高の意識」、教祖の言葉を使うなら最高の光である「慈悲」があらわれるために、「最低の者」としてさらし者になり、転換する時代のシヴァ点として犠牲(いけにえ)になる――これがシヴァ大神の意思だと考えて、それを実践する僕(しもべ)として悪を犯していったなら…絶対的な悪そのものとなり、さらし者になり、殺されることが世界を救済することになるという妄想を中核にして、あの数々の惨い事件が引き起こされていったなら、これこそオウム事件の本当の恐ろしさであり、麻原彰晃の正真正銘の狂気性なのではないでしょうか。<つづく> ______________ さすが、元幹部の方ですね。 オウムの教義に精通されている方でなければ、このような深い考察はできないように思います。 これまで、見てきた中でも、最もレベルの高い(?)ものではないかと思います。 あの、上祐さんでも、ここまでの分析はできていなかったように思います。 この分析は、オウム事件の「秘中の秘」ともいうべきもののような感じがします。 とはいうものの、この考察は、いささか、教祖を買いかぶりしすぎているのではないか とは思いますが、勿論、元TD師は、そういうことを考慮の上での、思考実験をしているのであり、宗教的になかなか興味深いですね。 異色の仏教学者津田真一氏は、地下鉄サリン事件に関して、次のような刺激的なコメントを寄せておれれます。 「私は、今回のオウム真理教の事件を「アーラヤのニヒリズム」の日本的形態における現成の表徴として受けとめたのですが、実はこの日本的ニヒリズムという根深い困難の現成こそが、「神なき時代」というありふれた規定にはかかわりなく、永遠に存在する「絶対者の暗号」(ヤスパース)であるはずなのです。」 この「絶対者の暗号」とは、一体、何なのか、非常に興味津々なのですが、ひょっとして、元TD師が、今回の論考の中で、「絶対者の暗号」を解読され、その正体を突き止められたのか・・・・・。 大交響曲キリスト第1楽章 http://bodhisattva.x0.to/music/christ01.wma 大交響曲キリスト第2楽章 http://bodhisattva.x0.to/music/christ02.wma 大交響曲キリスト第3楽章 http://bodhisattva.x0.to/music/christ03.wma 大交響曲キリスト第4楽章 http://bodhisattva.x0.to/music/christ04.wma |