![]() 「ミャンマー・ファイル」“ドタマかち割り編” 「あんたはウソコキだ。日本人はウソコキで、両舌したり冤罪をふっかけたりする。 痒い、喉が・・・」とミャンマー人は喉を掻きながらなおも歩き去っていった。 「ちゃんと話そうよ。話せばわかると犬養毅も言ってるんだ。和を持って尊し、仲良くしましょ。だからさ、ミャンマー人ちゃん、話し合おうよ」と追いついた勝ち組記者とやらはミャンマー人の肩に手を置いた。 そしてミャンマー人が振り返った途端に勝ち組記者とやらは態度を変えた。 「舐めとんのかーーーーっ!このガキャーーーッ!」と恐ろしい形相で罵倒すると殴る蹴るの暴行に及び、ひっくり返ったミャンマー人に馬乗りになり尚もパンチを浴びせた。 「慈悲の心で殺さなかったけど、慈悲深い勝ち組も我慢できん」と支離滅裂な自画自賛をしながら首を締めてきた。 (こ、殺される・・・)ミャンマー人は恐怖した。 「犬養毅は昭和時代、話せばわかるのは昭和時代だけ。和をもって尊しも昭和の話。 平成時代は勝てば官軍、勝ち組は何でもOK、弱い相手には情け容赦なしの時代なの。 もっと日本を勉強してから再入国しろ」と勝ち組み記者とやらは尚も手に力を込めた。 危うし、ミャンマー人! 悲劇のミャンマー人は悲劇的な最後を迎えるのだろうか? ・・・あなたは信じられますか?・・・ |