グノーシスに曰く 全にして一、一にして全 我々は「神」という全にして一だという。あるいは一にして全だという。 神はそのリーラを楽しむためにありとあらゆる多様性を表現しようと「全」を作った。 作ったというよりも自身をありとあらゆるものに変化させた。 しかし、それでは全て自分だから自分だけではリーラを楽しみことはできない。遊びには遊び相手が必要だ。 だから神は一時的に忘れることにした。 少なくても「全」である間は自分が「一」であることを忘れようとした。 即ち自身が神であることを忘れた。正確には「忘れたふりをした」 しかし、忘却はやがて本物の忘却になり世界は無限に広がり「一」に還るのが非常に難しくなるほどに混迷を極めていった。 って感じかな |