「松本死刑囚いまも影響力」オウムの活動状況を報告…政府 政府は21日の閣議で、2008年のオウム真理教の活動状況などをまとめた「団体規制法の施行状況に関する報告」を閣議決定し、国会に提出した。 公安調査庁は08年、観察処分の実施のため、計20回、延べ33か所の教団関連施設への立ち入りを行った。報告は、松本智津夫死刑囚(54)が、依然として教団に影響力を及ぼしていると指摘。07年に上祐史浩・元代表(46)が設立した新団体「ひかりの輪」についても、「松本死刑囚の説く教義を基盤としている」との認識を示した。 (2009年4月21日11時18分 読売新聞) |