ヤツガレたちがこれまで学んできた仏教は現状否定といえると思うけどありがとうおじさんは現状肯定なんだよ。 これが根本的に異なる。 これまでヤツガレたちは、カルマにまみれた魂で現状否定、自己否定、それを修行によって変えることによって、 悟りの全く違う考え方が説かれている ありがとうおじさんもこの本も現状肯定なんでヤツガレを修行とかで変えようとはしない。 というより、ヤツガレを変えようとすることはマインド思想、観念等の罠だと説いている。 ありのままのヤツガレを受け入れて ヤツガレを変えることを放棄してすべてを手離すという考え方。 問題なのは現状ではなく、ヤツガレたちの現状に対するとらえ方マインドにあるということ。 つまり、煩悩は悪ではなく、本質的に善でも悪でもないものを勝手に悪ととらえて変えようとしているだけ。 これが苦しみの原因 現状否定、つまり自己否定の教えの行く末はいかに? やつがれの読書感想文。 |