聖者ぼんちリンポチェさんのメッセージ(#15602)への返事 > > まあ一部の現実として、病人のケアなんて苦労多くて金にならない、というホンネも > > そんな本音があるとしたら、 > 高野山大学にスピリチュアルケア学科なんか新設しないでしょうに。 へぇ、そんな学科を新設したのですかぁ。まあ檀家沢山抱えた寺の場合には身動きとれない でしょうけど、そういう固定的不労所得源をもたないお坊さんとか一般人が真面目に病人の ケアについて学ばれるのでしょうな。臨床心裡士とかの資格とれるのですかね。 運用次第では非常に素晴らしい前途が期待できるかもしれませんな。ただ、どうして真言宗 がこういう方向を出してきたのでしょう。 > まずいわゆる「坊さん=葬式」の図式ですな。 > それから、「坊さん=丸坊主=抗癌剤の副作用=癌=死」という連想。 なら有髪にすればよろしいかと。 > 「生きている庶民」に対して必要なものでない、という認識が、 > 日本仏教初期からずーっと続いているので、どうしようもおまへん。 某殺人カルト筋では、確か日本仏教のことを「風景」とか評してましたっけ。 > せっかく鎌倉時代に興隆した骨のある宗派も、 > 室町時代になれば今の新興宗教と変わらないような状態になり、 > 江戸時代からは対庶民ではあるものの、 > それは役所としての戸籍管理係であり、 まあこれが日本仏教の現在の姿を決めてしまったのでせうな・・・ > 結局、今生きている人のケアをしようという坊さんは、 > 尋常でない目的意識を持っていなければやってられない状態になりました。 > 特に真言宗や天台宗は。ww > これは、この2つの宗派の特徴に結構関係あるように思えます。 > なぜって、出家しなければ何にも教えてもらえないから。(笑) > せいぜいが護身法くらいのもので、 > それ以上のことは、仏様にお願いするにもお礼するにも坊さん任せ。 > アマチュアをアマチュアに押し込めておくのが正式で、 > 絶対にセミプロは出させないのが特徴ですな。 > セミプロになりたければ、それらの宗派からは離れ、 > 同じ真言宗でも醍醐派とか、修験宗(本山派・当山派)とかにいくしかないと。 醍醐派っていうのは真言宗の中でもそうなんですかぁ。 でも真言系の新宗教は沢山あって、桐山靖雄さんとこなどは秘法をアマチュアに教えるって ことで人気を博したわけですな。真如苑などもアマチュア霊能者が活躍してるし、某殺人 カルトこそ惜しみもなく秘儀をいろいろと教えてくれたとwww > こんなお互い様な、しかも複雑な誤解に基づくものが「坊さん」ですから、 > 医療現場、特に重病人に対するケアなんて、 > 病人側も、それに配慮した病院側も、 > また心の豊かさ「しか」得られない坊さん側も、 > みんな揃って願い下げ・・・・なんだけど、 > やろうという姿勢だけは見せておかないと建前上問題が・・・・ > というジレンマにあるのが現状でしょうね。 若い人達は真面目に仏教によるスピリチュアルケアということを考えておられるのでしょう けど、現場でこういう問題と数十年間つきあってこられた私の某知人によりますと、何も 難しいことでなくても、単に「無常」という概念を医療界に取り入れるだけでも現在の殺伐 とした医療界を変え得るかもとか。 今の患者さんなんて、心筋梗塞と腎不全透析と脳梗塞と某臓器の癌を抱えてる人が次の病気 になった場合でも、元通りどころか若い人と同じ状態に治って当たり前って感覚だそうな。 新興宗教なども、病気が「治る」ってうたい文句での金儲けしか考えてないみたい。 |