![]() セイラさんのメッセージ(#13990)への返事 > ヨッシーさんは菩薩です。 > やがては多くの人を救える偉大なる魂の持ち主です。 > そう信じています。 あなたが信じようが、信じまいが、それは「真実」です。 彼に限らず、例外なく、それを言ってしまえば「誰もが」そうでしょ!? 一切衆生、悉有仏性。 ただね、あなたがその言葉を、「今」彼に言ってあげたところで、何の役に立つのですか? 役に立つどころか、逆に、余計に彼を狂わせる可能性だってある… こんな逸話があります。 昔、ベンジャミン・フランクリンが、毎朝散歩をしていると、 片足が不自由な少年と、よくすれ違うようになりました。 体の不自由さにもめげず、 黙々と一生懸命歩いている少年の姿に感動したフランクリンは、 すれ違いざまに、彼にそっと小銭を与えました。 がんばれよ、応援しているからね。 そんな気持ちの発露として、思わず出てしまった行動だったのです。 それ以来、フランクリンは、朝の散歩の途中で彼に会うと、 わずかばかりの小銭を与えることが、かれの習慣となっていきました。 ところがある朝、近づいてくる少年を見つけ、 彼に渡す小銭を探そうと、ポケットに手を入れた時、ハッとして気がついたのです。 少年の眼が、その時、「期待」で大きく見開かれ、私の手の動きを追っていることに… (わたしは、もしかしたら、とんでもない間違いを犯していたのかもしれない) たしかに最初は、純粋に、彼を応援したい気持ちで始めた行為だった。 しかし、彼は、何故私がそれをしているのか(理由)を知っている。 片足が不自由で、それが相手の哀れみを生むからだ。 そう言えば最近の彼は、散歩で私と会うと、 彼の足を引きずる動作が、少しオーバーに変化するような気も… フランクリンは、段々自分の顔が青ざめていくのが、自分でもはっきりと解りました。 少年との距離は、すぐそこまでと、大分迫っています。 フランクリンは、ズボンから手を取り出しました。 少年の顔には、思わず笑みがこぼれます。 ところが、フランクリンはその手を広げ(何も握ってはいませんでした)、 少年の肩を軽く二回ほど叩くと、 その耳元に「頑張るんだよ」と囁いて、彼から離れていったのです。 呆気にとられて、そして、少し不満そうにフランクリンを見つめる少年の視線を、 フランクリンは、嫌と言うほど強く自分の背中に感じ続けていました。 引き返して、彼に小銭を渡した方が、ずっと気は楽だったでしょう。 しかし、それを続けてしまったら、彼は将来、自分の欠陥を利用して、 他人に媚びを売り、依存し続けるようになってしまうかもしれない。 それを避けるためには、こうするのが一番いいはずなのだ。 フランクリンは、後ろ髪を引かれる思いのまま、少年に背を向けて歩き続けたのです。 以来、フランクリンは朝の散歩で、その少年と会うことはありませんでした。 誉めて伸びる人もいれば、それで逆に歪む人もいます。 叩いて潰れる人もいれば、逆にそれをバネにして立ち直る人もいます。 放置されることによって、初めて自身の非に思い至れる場合もある… (少なくとも、放置され無視されることで、他を害意に巻き込むことは少なくなるでしょう) セガ〜ルさんの、この言葉はいいね。 >私が本当に軽蔑したり、バカにしていたらこんなに相手しないからw 彼がヨッシーに付き合っちゃうのは、彼の優しさでしょうね。 私の場合は、「完全放置(相手にしない)」です。 彼に「ある変化」が現れるまではね… |