아벨(Abel)さんのメッセージ(#13290)への返事 さて、いくらか恩田さんの援護をやっときますかね。ww > ■なんでダメって言われちゃうのか > ・そもそも、信仰の総括ができていない(途中までしかできてない)。 > ・ゆえに、事件の総括もできていない。 書くならばともかく、喋る行為でこれを完全にするのは 大変難しいことではないか、という視点が欠けていますな。 そもそも、「信仰」を総括することなど、 「宗教家であること」そのものを放棄しない限り無理だと思います。 従って、恩田さんのいる段階(いわば脱会者の集いによる新教団)における総括は、 ・かつて信を持ち、帰依をしていた対象の特定。 ・その対象の分析と問題点の洗い出し。 ・今後の目指すところ。 この3点さえある程度そろっていたら十分だろうと思います。 つまり、A派に戻ってしまうことさえ封じられるならばそれでよいのです。 > ■どこがダメなのか > ・個人の見解と、聞き手の見解(第三者の視点)との違いを把握できていない。 > 途中までしか反省ができていないままにだした結論を、正しい結論であると > 前提して話をすすめているため、このようなことになる。 誰もこんなことは出来ないと思う。(笑) これ言った本人さえ、恩田さんよりはマシかもしれないけど、 見るものが見れば同じように見えるんじゃないかと。 他人の視点なるものを完全に把握することが出来ない以上、 そんな要求は机上の空論にしかなりまへん。 > ・滑舌が悪い。覇気がない。 > 普段ヒキってて、あまり他人とコミュニケーションを取っていないことがバレバレ。 > 他人と意見交換する機会が少ないため、自分を客観視する力が退化している。 > 一般常識(社会の共通認識=空気)を知らない。 > そのため、聞き手と自分との距離感がわからない。 > だから全く説得力がない。 まあこの講演が、誰かを説得して金でも出させようという目的のものならば、 必要とされることだろうし、恩田さんも考えねばならんところだろうと。 しかし、この講演は、この時点での恩田さんの思うところを拝聴しましょう、 という状態で行われたものと推察します。 つまり、ここでこの人が思ったことというのは、 恩田さんに対して、「お前の欠点はここだ」と提示すべき性質のものではなく、 こういう経緯を辿ったこういうキャラの人が、 今こういう状態なのだ、ということを理解する手がかりにすればよいだけです。 > ■処方箋 > > ・自分の考えが正しいと思い込む癖があることを自覚すること。 自分の今の見解に対して確信を持って喋ってはいけない、という意見は、 「お前は罪人だ」と判決を下していることと同等。 ましていわんや宗教家に対してそれを言うことは、 平均的日本人になれ、と言ってるのに等しいものがありますな。 人間たるもの、常にその時々で正しいと信ずるところを表明すればよろしい。 考えが変わったのなら今日明日での豹変も結構。朝令暮改大いに結構。 過去の自分と現在の自分の間で筋が通っている必要は全くない。 今の自分に筋が通っておればそれでよいのです。 (・・と言ってる私の見解が明日変わってる可能性もあります。www) > ・自分の考え、解釈、価値観を検証する習慣を持つこと。 > 具体的には、個々の思いについて「本当だろうか」、「何故だろうか」と正当性と > 根拠を問うこと。 んなことは1人で考える時にやることであって、 他人に話すときにそんなことをやっておったら、 それこそ説得力に欠けるもんです。 そもそもこの人は、恩田さんが「反省している」と言いつつ、 今の自分の見解を確信を持って語っていることに対して、 「反省していると言いながら、自分を疑わずに喋るのはおかしい」 という、半ば印象論で批評しているように感じますね。 この人に論理は通用しないかもしれないな。 だいたい、恩田さんに自分の考えに対する検証の習慣がなかったら、 まだアーレフでワイワイやっとったんではないでしょうか。 |